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2024/03/14 16:11

店長の相本がはじめて布ナプキンを使ったのは
42歳のときでした。

布ナプキンという物さえ知らない
子育て奮闘中の主婦。


知人女性に
『布ナプキンはいいよ~!』と
すすめられたことがきっかけです。

あまり乗り気ではなかったものの
「そんなに言うなら」と、
重い腰があがり、やっとポチっとしました。

布ナプキンの存在を知ってから
半年が経っていました。


数日後、届いた花柄の布ナプキンは
画面で見るよりすごく可愛くてふわふわで
早く使ってみたいなぁ~とウキウキ。

「もう閉経の方が近いのに買っちゃった~!」
とても気持ちが華やいだのを覚えています。

でも内心、少し緊張もしていました。
これから、この可愛い布ナプキンをちゃんと
使っていけるんだろうか?
ここだけの話、安くはなかったその布ナプキン。
思い切って購入してはみたものの、どうしても
それまで使っていた市販の紙ナプキンと比べてしまい
不安は残っていました。

全体的にしっかりした厚みがあり
すこし、重く感じたからです。

しばらくして、待ちに待った生理がきました。
布ナプキン初体験の日です。

まず始めは自宅で使い心地を確認。

自宅なので漏れの心配もなく使えました。
布ナプキンを使うというリッチな気分も湧きあがり

「おぉ!これが布ナプキンかぁ!」なんて
ある意味、非日常を味わっていました。

ところが、洗濯して干した布ナプキンを取り込むとき
急に不安が復活しました。
中まで乾いてる?
その布ナプキンは、
中央に何枚も布を重ねて縫いとめたタイプの
一体型なので、中を想像してしまったのです。

と言うのも、
それより前に、私に布ナプキンを
勧めてくれた知人とは別の知人に頼まれて
同じタイプの一体型を作ったことがあり、

内部の布の重なりがどうなっているかを
知っていたので

「表面は乾いてるけど、中はあれだよな。。。」と
頭に浮かんでしまいました。

ここから私は
とてももったいない行動にでます。

その可愛い布ナプキンを
たった数回使っただけで
買い替えることをくり返しました。

もちろん、
しっかり乾かして使うようにしていたので
問題はなかったと思いますし、
わたしが想像しすぎだったのかもしれないですが

見えない内部の衛生について
一度わき上がった不安は、大きくなって
消すことができなくなっていました。


だったら紙のナプキンに戻れば良かったのに、
とも思いますが、
せっかく始めた布ナプキンを
あきらめるのがもったいなく感じて、

どうにか続けられる方法として選んだのが
”買い替え頻度をふやす”という
突拍子もない発想。

当然、
そんなことを長く続けることはできず
布ナプキンを使うことはできなくなりました。


安心して布ナプキンを使うためとはいえ
とてもコストのかかる無謀な使い方をしてしまい
今ではとても反省しています。

その後、自分でも布ナプキン販売を始めたとき
(この頃は別の屋号でしたが)
agioの代名詞「トンネル構造の布ナプキン」
が誕生しました。

トンネルを風が『さぁ~!』と抜ける
乾きやすい布ナプキンです。

わたし自身が
中まで乾いているか不安だった経験から
布ナプキンの乾きにくさを解消することは
真っ先に形にしたかったので、

初めてface bookに投稿したときは
どんな反応が返ってくるかドキドキでした!

少しずつ
agioの布ナプキンを使いたいという方に
出会えるようになると
「ほんとに早く乾きました!」という
喜びの声をいただけるように。

同時に、布ナプキンの困りごとも集まってきて
それをどんどん商品化。
素材も形もバリエーションが増えていきました。

お客さまが「ここがこうだったらな。」と
お声を寄せてくださったおかげです!


一方、
「興味はあるけど、手を出せない。」と
おっしゃる女性がとても多いことも
実感しています。

布ナプキンはデリケートな部分に触れるため
良い素材を使っていることが多く、
一つ一つ丁寧に作られた
贅沢品とも言えます。

その上、わざわざ自分で洗うという
手間つきなのでハードルが高く、
なかなか手を出しづらいアイテム。

半年も購入をためらった私ですから、
お気持ち、すごくよく分かります!

そして、
私のように布ナプキンを続けるために
無理をするのもおすすめしません。

生理中の肌トラブルを防ぐため
健康を維持するため
環境のためや
プラなし生活で理想の暮らしを送るため
など、
布ナプキンを使うきっかけとなった
お悩みはさまざまです。

でも、どんなお悩みも
使い続けることができてこそ解決したり、
理想が叶ったりするのではないでしょうか?

今月使った布ナプキンを
キレイに洗って保管し、
次の月もまた気持ちよく使えること、
メンテナンスとコスト管理が簡単なことは
使い続けるためには
とっても大事なことだと実体験から
痛感しています。

もしあなたが、
「やってみたいけど、どうしよう。」と
二の足を踏み
「やりたいけどやれない」もどかしさを
抱いているなら、agioの布ナプキンで
解決できるかもしれません。

なぜなら、
agioの布ナプキンにはたくさんの
布ナプキンユーザーさんの声から生まれた
アイデアがたくさん詰まっているからです!

分からないことは
よくある質問でスッキリ解決していただき

そこで解決できなかった場合は
お問合せフォームや
LINE公式からお問合せくださいませ。

女性にとって
初潮を迎えてから、長く続く生理ライフ。

おりものだって日常的に受け取れる
身体からの大切なサインです。


長い生理ライフを
agioの布ナプキンでムリなく、
気軽に、
気分良く過ごせますように。



布ナプキン専門店agio 
布ナプキンアドバイザー® 相本織衣